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レザージャケット メンテ その1 [その他]

この2~3年、
わけあってレザージャケットに袖を通す事が少なく、メンテを怠っていました。
 でも、このままだとレザーが劣化してしまうので久々にオイルアップしました。

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レザージャケット その1
WEST RIDE CHPWC
アメリカでポリスマンジャケットを作っている
小さなレザーテーラーで1着1着丹念に製作され、
MADE IN USAに拘ったシングルライダースジャケット。
素材は3.75 oz SHINY COWHIDE、ライナーはタイタンクロス、
SOVILスナップボタン、TALONジッパーを使用。

平置きすると普通の革ジャンって感じですが
実際に着るとめちゃくちゃカッコイイんです。

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オリジナルではテールがフラップ状になっているのですが
オーダー時にフラップを切り落とすカスタムをしました。

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サイズは36ですが、身幅を確か1インチ詰めました。
ステッチはブラウンに指定。

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身幅が超タイトなため、
ファスナーを閉めた状態で車を運転したり椅子に座ったりしたことで
差込部分の生地がちぎれてしまいました。
右下のスナップボタンを留めていればこうはならなかったかもしれません。
修理は可能なのですが費用が結構かかりそうなので躊躇しています。

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レザージャケット その2
天神WORKS JSO1TN
国産牛の原皮を、
ミモザの樹皮から抽出されたタンニンを使用し
昔ながらの「ピットなめし」で1ヶ月という長い時間と手間をかけて
なめし上げたヌメ革を贅沢に使用。

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オリジナルデザインではテールがフラップ状なのですが、オーダー時に
前身ごろの着丈をフラップ先端の寸法と同じにするカスタムをしました。
(別途カスタム費が必要)
ファスナーの長さは変えていません。

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サイズは34。
着丈のカスタムだけでなく、
WEST RIDE CHPWCの寸法を測って
同程度になるように身幅も大幅に詰めました。(別途カスタム費が必要)
私のわがままを快諾してくださった天神WORKSさんに本当に感謝しています。
これからは着る機会を増やしてイイ感じに育てていきたいです。

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メンテに使用したのはマスタングペースト。
直接手指で塗りこみます。

オイルが落ち着いたら画像をUPします。


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Saab 96 レストア メインフロア/ロッカーパネル その6 [くるま]

次はボディーの剛性を左右するクロスメンバー/フロントです。
オリジナルは1.0tの鉄板なのですが1.5tの鉄板で作ります。

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1.5tの鉄板をクロスメンバー/フロントの形状に折り曲げようとしたのですが
これがまためちゃくちゃ硬い!
もちろんタガネで折り目を付けているのですが腕力だけではどうにもなりません。
仕方が無いので折り目をタガネで叩いてなんとかこの状態にまでしましたが
力いっぱい叩いたために折り目が裂けてしまいました・・・
鉄板は裂けるし、作りたい形には程遠いし・・・
1.5tで作るのはあきらめて1.0tの鉄板で作り直しすることにしました。

1.0tの鉄板で上の画像の状態にまで折り曲げることが出来、
そこからハンマーで叩いてゆるい曲面を作っていたのですが
何度も調整しているうちに折り曲げた部分が金属疲労で裂けてしまいました。

落ち込んでいる暇など無いのでまた作り直しにかかります。
どのようにすれば形に出来るかよ~く考えます。
そして今度は‥

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まずは折り目を付け、曲面を先に曲げてしまいます。
折り曲げたときにその曲面が変形しないように1.5tの鉄板で裏打ちします。

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次にリブを作っていきます。
このリブの形状・数・位置は現物が切除されているので分かりません。
サービスマニュアル内のイラストや不鮮明な図面からおおよそで決めました。

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センターのリブの間隔が詰まっているのは
ハンドブレーキ取り付け部に剛性が必要だからかと思われます。

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リブの部分も強度を出す為に1.5の鉄板を溶接しておきます。

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あとは腕力で曲げるだけです。必死です。
極力、ハンマーで叩かないようにします。

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ロッカーパネルの角度にあわせてカットします。

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両サイド10センチほどに平らな面を作ります。

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クロスメンバー/フロントが出来ました。
溶接はまだ。

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クロスメンバー/フロントにシートレールベースを溶接。

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ボディーに溶接した後に溶接部にさび止めを塗装するための
フレキシブルノズルを入れる20ミリの穴を開けました。
が!、強度が必要な部材にこんな穴を開けてよかったのだろうか???
オリジナルはせいぜい5~6ミリ程度の穴しか開いていません。
ぬおぉぉぉ~!やってしまったか!
塞ぐ? どうする?

「はっ!!」(何か思い出した)

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これがありました~。

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こうやって使います。
ナットを締めこんで・・・

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ほら、このとおり! 強度アップ!!

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次に前席足元のクロスアングルを3t×50の平鋼で作りました。

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このクロスアングルも実物がないので適当に作りました。
のちにホイールハウス側にも溶接しました。

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そしてメインフロア/センターを本溶接。
フロアの歪みを軽く取って・・・

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クロスメンバー/フロントを溶接。(溶接前に内部はサビ止めを塗装済み)

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その時、フロアの下ではジャッキでフロアを平らに押し上げています。

クロスメンバー/フロントのハンドブレーキ取り付け部の加工をしていて・・・

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ハンドブレーキレバー。左曲がりですね。
これって、LHD用じゃ?
パーツリストを確認したところLHDとRHDの区別は無いようなので
RHDでもこのハンドブレーキレバーで合っているみたいですが
実は以前から違和感がありまして。

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なので、分解して切り込みをいれて‥

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こんなふうに。

クロスメンバー/フロントが終わり、
前から気になっていた
クロスメンバー/リヤのフランジ部とフロアの間のサビを見過ごせなくなり・・・

DSCN2032.JPG
クロスメンバー/リヤのフランジ部をカット。

DSCN2033.JPG
フランジが溶接してあった部分。
ずいぶん鉄板が薄くなっていて、ポツポツと穴が。

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結局、「メインフロア/ロッカーパネル その1」で継ぎ足した鉄板ごと
大きくカットして処理することに・・・

メインフロア/ロッカーパネル はまだ続きます。


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Saab 96 レストア メインフロア/ロッカーパネル その5 [くるま]

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メインフロア/センターのパネルを張り込む前にファイヤーウォールを修正します。
中央の穴が開いている部分がミッションマウント取り付け部なのですが
サービスマニュアルのボディアライメントを見ると
この取り付け部が基準よりも乗員室内側に1cm入り込んでいます。
元に戻すためには普通のハンマーでは歯が立ちそうにありません。
蹴りを入れてもほとんど変わりません。
仕方が無いのでプレートの変形を防ぐための2枚重ねのコンパネを貼り付け、
柄の長さが私のおへその辺りまであるドデカハンマーでどつきます。
的が外れるとファイヤーウォールがボコボコになってしまうので慎重かつ大胆に。

DSCN1985.JPG
マウント取り付け部の位置が元通りになったところで
オリジナルのフロアパネルの残りと旧フロアパネルの一部、
ファイヤーウォールの一部を除去し、その部分のパネルを作成。
順番で言えば、
このパネルを溶接する前にフロアパネル/センターを溶接するのですが
そうするとフロアに正座するか這いつくばっての作業になり
非常にやりづらくなってしまうので
ダミーのフロアパネルを挟んでこのパネルを先に溶接してしまいます。
これなら土間に座って楽に溶接・研磨作業が出来ます。

DSCN1986.JPG
ファイヤーウォールの修正が済んだら
ブレーキマスターシリンダー取り付け部の補強プレートを溶接します。
オリジナルの補強プレートはフランジが1辺しかなくて踏力に負けてしまう為
フランジを3辺に強化しました。

DSCN1987.JPG
ダミーのパネルを抜いてフロアパネル/センター張り込みの準備が出来ました。

DSCN1992.JPG
フロアパネル/センターを作成します。
5×1と5×1.5のリブは叩き出しましたが5×2のリブの叩き出しは無理そうなので
別の方法で・・・

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一番上のリブが5×2のリブです。曲げて作りました。
中央の八角形の穴はハンドブレーキの部分で、
5×1から10×2に変化するので別パネルで作りました。これを溶接します。

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5×2のリブを曲げて作るためにタガネで折り目を付けたのですが
先を急ぐあまり作業が雑になって折り目が強く入りすぎて広範囲に裂けました。

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溶接で直そうとしたのですが収拾がつかなくなり・・・

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そのリブを切除して別パーツで作ったリブを溶接してなんとかパネルが出来ました。

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右が、鉄板が裂けた原因のタガネ。角が悪さしました。
左が対策済みのタガネ。

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前側のパネルはこの時点ではまだ溶接しません。

クロスメンバー/フロントの準備をします。


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Saab 96 レストア  メインフロア/ロッカーパネル その4 [くるま]

助手席側フロアパネルが溶接できたので次はロッカーパネル系です。

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運転席側と同じ要領で
ロッカーパネル/トップ→ピラーパネル→雨どい と進めました。

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クォーターパネルの底はエッジまで腐っていたのでズバッとカット。

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ロッカーパネル/トップだけでなくBピラー根元も腐っています。

DSCN1928.JPG
Bピラー根元の腐りを少しずつカットして・・・

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切り取った部分を1.5tの鉄板で再生。

DSCN1930.JPG
横からはめ込んで・・・

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溶接、研磨してピラーが直りました。

DSCN1933.JPG
ロッカーパネル/トップをカット。

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修復。

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クォーターパネルの底を作って・・・

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修復。

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ここも傷んでいるので直します。

DSCN1938.JPG
突合せで溶接しました。
この後、穴を開けました。

この後、Bピラー側の三角の雨どいを作ろうとしたのですが何か変なのです。
どうやら、作ったクォーターパネルの底周辺の形状が微妙に違うみたいです。
底は底だから水平だと思いこんでいたのですが実は前下がりでした。
正確な寸法は分かりませんが5~8ミリです。
残念ですがもう一度やり直す事にしました。

DSCN1940.JPG
クォーターパネルを前よりも大きく切り取り、
新しく作り直したパネルを溶接しました。
3枚上の画像と見比べても違いが分かると思います。

DSCN1942.JPG
そしてやっと雨どいを修復。

DSCN1943.JPG
クォーターパネルの修復をしていて、
以前に修復した部分を
もっとしっかりと直したほうが良いのではないかと思うようになり・・・

DSCN1944.JPG
めくって見ると結構キテました。

DSCN1945.JPG
そのパネルを切り取りました。

DSCN1946.JPG
裏側はこんなでした。(コレは私が直した痕です・・・)

DSCN1956.JPG
ここまでカットして

DSCN1957.JPG
パネルを作りました。

DSCN1959.JPG
もしや‥と思い、カットした奥を覗くとご覧のとおり。

DSCN1962-2.jpg
赤線の範囲を作り直しました。

そして、ロッカーパネル/アンダーを溶接、サビ止めを塗装しました。

次はフロアのセンターです。


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久々のアクアネタ [アクアリウム]

コケの猛威に襲われていた第2水槽。
今も同じ状態が続き、画像をUP出来ずにいます。
一方、第1水槽はというと・・・

DSCN1963.JPG
後景のロタラspワイナードを2回トリミングして今この状態です。
以前からの変更点は
中~後景左よりにミズハコベを新規に追加、
中~後景左端流木のホウオウゴケをオレゴンリバーモスに変更。
中景右よりにオカン水槽からナナ付き流木を追加、
そこにあったミクロソリウム付き流木を中景中央に移動。
前景のベトナムゴマノハグサ、キューバパールグラスを撤去。
生体の追加、変更はありません。

DSCN1974.JPG
前景左側はほとんど変化なし。

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ミズハコベは導入当初はあまり気泡も付けず成長も遅かったのですが
ロタラをトリミングした時にロタラ以外の水草が一気に気泡を付けたので
これはもしかしたら肥料不足かもしれないと思って
ハイポネックス観葉植物用を200倍に希釈したものを添加したところ
ぐんぐんの横方向のボリュームが増してこんなになりました。

DSCN1976.JPG
そのミズハコベが水面に達して水上葉を展開しています。

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水上葉のアップ。

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前景中央~右よりのインディアン・クラッスラ。
ハイポネックス添加前は徐々に萎縮して消えてしまいそうな状態でしたが
添加後はまた少しずつ元気になってきました。
この調子で増えていって欲しいところです。

DSCN1968.JPG
ショートヘアーグラスも徐々に増えていますが
底床から抜けてしまった新芽をそのままにしていたら
こんなふうになってしまいました。
底床に埋めればいいのですが
このままにしていたらどうなるのかと思ってそのままにしています。


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