VOLVO 142 フロントサスペンション その2 [くるま]
え~、この画像、よく見るとフロントの車高がバリ高。
2.5インチダウンのオーダーしたはずなのにぃ。
ダメだこりゃ
思い切って一気に3巻きカット!
さて、どうでしょう?
お?
ふむ
なかなかいい感じじゃないですか
でもロアアームがバンザイしてるしバンプラバーのクリアランスが~~~
バンプラバーをギリギリまでカットしたけどこのクリアランス。
これ以上カットすればロアアームとメンバーが接触しそうです。
これは困りました。
ナックルを加工する?(鋳物なので強度が?)
ロアアームを加工する?(見た目がいかにもなので検査不合格)
メンバーを加工する?(元に戻らなくなるのでやりたくない)
やっぱり車高を上げる?(またスプリング買わないといけない)
ちなみに、購入時の車高はこんなでした。前後共に-3センチ。
今現在は前だけさらにー7センチ。 ってことはトータルでー10センチ!
今のフェンダーとタイヤの位置関係、前後のバランスはGOODです。
でも、最低地上高は約8センチと低すぎ。
標準タイヤの直径は約650ミリ、今のタイヤは約580ミリ、
205/60r15にすれば約630ミリになって車高が25ミリ上がります。
これなら最低地上高はクリアするけど縮み側ストロークは少ないまま。
妙な加工はやっぱり危険すぎるので
スプリングでー6~7センチぐらいにするのがイイのかも。
前後のバランスを考えればリヤもスペーサーかまして上げないと。
VOLVO 142 ブレーキマスターシリンダー [くるま]
ブレーキマスターシリンダー、
ついでなのでオーバーホールするつもりでブースターから外し、
分解してみたらシリンダー内壁に明らかな段差がありました。
しかたがないのでATEのマスターを探しましたがどこもリプロ。
イーベイに比較的安い価格でATEのN.O.Sが出品されたので落札しました。
右がそのマスターシリンダー。
まじで~?
セカンダリピストンのストッパーボルトがない!
しかも穴も開いてないっ!!
ピストンを新旧比較してみても構造に大差なく・・・
だからか?・・・
やられたか・・・
同じパーツナンバーで検索してもやっぱりストッパーがあるみたい。
もしかしたら加工する必要が無かったのかもしれませんが、
競技活動してる町工場が近所にあったのでそこで加工してもらいました。
「位置は寸法測って加工しますね」って言ってはったので
てっきりきちんと出来上がってくると安心してたのですが・・・
穴を開けて欲しいとは言ったものの
ピストンのストッパーであることを伝えてなかったので
穴の位置や形状は同じでもボルトの先がシリンダー内に届いてません。
そういえば「エアーの・・・」とか言ってはったような・・・
マスターシリンダーのエアー抜きの穴と思わはったのか?
自分で少し長めのボルトを同じ形状に加工してなんとか形にしました。
次のフルード交換までに強度区分の高いボルトで加工しておかなくっちゃ。
やっと取り付け。
そしてエア抜きしたのですが・・・
圧力テストをするとニップル周辺からフルードがわずかに垂れています。
あまりトルクかけてしめるのは怖いしと思いながらもテストを繰り返し
ボキ!
後で聞けばニップル周辺に残ってたフルードが垂れてくることは
よくあるらしいのですがそんなの知らなかったもので・・・
あまりにものショックで全く写真を撮れていません。
エキストラクターで抜こうとしたけれど今にも折れそう・・・
仕方が無いのでドリルで少しずつ穴を広げ、
タップを加工したりしながらなんとか折れたニップルを抜きました。
何度もタップ切ったので少し緩くなりましたがシートは無事な様子。
またキャリパーを分解清掃して組みなおしました。
せっかくメッキに出したキャリパーなのに残念です。
残りのニップルもかなりのトルクがかかってるので
全て交換したほうがよさそうです。
VOLVO 142 パナールロッド [くるま]
車高を下げるとパナールロッドの働きでリヤアクスルが右寄りになる。
ってことはフェンダーとタイヤの位置が左右で変わってきます。
それを補正するのに調整式パナールロッドがあったりします。
140にもアフターパーツであったりするのですが当然海外にしかなく、
この程度なら安くで自作できますね~って事で部品を調達。
素人作業なので強度保証はありませんが・・・
右ネジ左ネジの寸切り・高ナット・ナット。
24ミリぐらいかな~? っと、適当に購入。
左と右の高ナットを開先加工して溶接。
寸切りボルトを両端から当たるところまで入れ、ダブルナットに。
片方はどう頑張っても六角の面が揃いませんでした。
両端にナットと高ナットを仕込み・・・
パナールロッドを切断、高ナットを溶接しました。
ロッドの内径がちょうど寸切りと同じ寸法だったので
溶接時のガイドにちょうどいい具合でした。
これでパナールロッドを車体から外さずに調整できるようになりました。
あとは検査時に目立たないように黒く塗装しなければなりません。