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Saab 96 レストア リヤホイールハウジング周り その3 [くるま]

前回に作ったパネルはまだ溶接するわけにはいきません。
先にやっておかないといけない所が他にあるからです。

DSCN1766.JPG
画像中央、三角の頂点辺りに穴があります。

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車内側から見ると穴だけでなくクレーター状になっています。

DSCN1769.JPG
切り取りました。
ここは5枚のパネルが絡み合う部分。

DSCN1771.JPG
直りました。

DSCN1772.JPG
外から見るとこのようになっています。
クォーターパネルのフランジが一部消失しているので作ります。

DSCN1774.JPG
フランジを作りました。
本当はフランジ部分だけでなく、
その右側にある、フェンダー取り付けナット辺りまで
含めて作らないといけないような状態だったのですが
めんどくさくなってしまって溶接で穴埋めしてごまかしてしまいました‥
あぁ‥

DSCN1775.JPG
そして、このセクションで一番厄介なところです。

DSCN1776.JPG
後ろまでクレーター。

DSCN1777.JPG
よく見ると穴も開いています。
上下のパネルの間はさぞかしひどい状態なのでしょう。
ここも思い切って切り取ってしまいます。
上側のパネルの状態が心配です。

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バッサリいきました~。

DSCN1780.JPG
上側のパネルもやっぱりクレーター状になっていますが
まだなんとか厚みがあるようなので残します。

DSCN1781.JPG
溶接。
切り取った部分が広範囲なので
形状が狂ってしまわないように気を使わなければいけません。

DSCN1782.JPG
ここで外側を溶接するか、内側の作業をするか迷ったのですが
形状維持のために外側の溶接を先にすることにしました。

DSCN1785.JPG
苦労しながらもなんとか溶接できました。

DSCN1784.JPG
ラインも綺麗に出ていると思います。

この後、車内側の作業を終え、内部の防錆処理です。
左側はエスコを使用しましたが、塗装後にも溶接したので焼けています。
そのままではまたすぐに溶接箇所が錆びてしまいますので
前回紹介したセプターとエスコを使ってもう一度防錆処理します。
開口部にフレキシブルノズルを突っ込み、まずセプターを塗装。
しばらくするとパネルの合わせ面からセプターが染み出てきました。
狙い通りです! ヨッシャ!
垂れてきたセプターはシンナーを含ませたウエスで拭き取ります。
セプターは完全硬化すると上塗り出来ないので
触指乾燥状態になったところでエスコを塗装しました。
ここではエスコを上塗りの為のプライマーとして塗装しました。


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