VOLVO 142 左フロント その3 [くるま]
バルクヘッド隅の修復した所、
フタをしたのはいいけれど溶接部分内側の防錆がやはり気になります。
ジンクやシーラーが焼けて錆の温床にならないか・・・
ノックスドールに頼るつもりでしたが
いてもたってもいられなくなり
バルクヘッドからの水の影響が少なそうな所をカットして処理します。
思ったよりもジンクやシーラーは焦げ焦げになっていませんでしたが
焼けているのは間違いありません。
ワイヤブラシで掃除してラストボンドを塗ります。
今回開けた穴をフタした後、車内側の外気導入口から防錆します。
かなり塗りにくいけどなんとかなるでしょう。
発見!
でも、ここをきちんと直そうとすると
フロントパネル(ラジエターやオイルクーラーも)を
脱着しなくてはいけなくなり、
それはもう修理レベルの作業ではなくなってしまいます。
なので今回は残念ですがラストボンドをFRPのように使用します。
一部欠損、そしてぷつぷつとサビ穴が・・・
ここもラストボンドFRPで処理します。
車輪側も塗装。
サスペンションが邪魔でホイールハウジングの一部が清掃できません。
ボールジョイントのブーツが破れているので
遅かれ早かれアーム類を降ろさなくてはいけません。
なら、ついでにブッシュ類も交換しましょうということになりました。
アッパーアーム、ショック、スプリングが降り、
サスペンションメンバー(中央のグレーのやつ)が少し邪魔ですが
歯ブラシと塗料シンナーで清掃しました。
とりあえずロワアームを降ろそうとしたら
ボルトがブッシュの内側のカラーと固着して抜けず
メンバーからロワアームを降ろすことができません。
ボルトにナットをかけ、ハンマーで叩いて奮闘したのですが
やりすぎるとボルトがメンバー内部で変形して
逆に抜けなくなりそうです。
もうボルトを切るしか手段がありません。
しかしボルトを切るにもグラインダーなどの機械が入りません。
・・・(沈黙)・・・
サスペンションメンバーも降ろすか・・・
そしたらメンバーの内部もブラストできるけど・・・
エンジン吊るか支えるかしないと・・・
[2015/11/16追記」
「ボルトを切るにもグラインダーなどの機械が入りません」と書きました。
よくよく考えると下にもぐればグラインダーで切れそうですね。
でも、メンバーに残ったボルトを抜くのに手こずりそうです。
というのも、元々メンバーとボルトも固着していました。
今はレンチで回せばかろうじて回るようになったのですが
くるくる回るほどではないのでそう簡単に引き抜くことができません。
やはり一旦降ろしてプレスにかけないと抜けないかもしれませんね。
あれ? もう修理レベルじゃなくなってる?
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