卓上ボール盤HDP-10Aの改造 [その他]
我が家にはD.I.Y用の工具が比較的多い方ではありますが
ボール盤は所有していませんでした。
単純な穴あけなら電ドリ・電ドラで事足りていましたから。
でも今回、自作LED照明のヒートシンクに垂直な止まり穴を
数多くあける必要があるために導入することにしました。
予算ももちろん選定条件ではありますが
小型軽量で簡単に移動できる事に重点を置きました。
いくつかの候補がありましたがその中でも割と評価の高い
HDP-10Aを選びました。
HDP-10A 中間テーブルなしで重量7㎏とコンパクトです。
ネットでは定格消費電力250/230W・定格電流2.6/2.3A・
ハイパワーモーターって記述がありますが、ほんまでっか?
モーターはミシン用のようです。
使用してみた感じですが
若干、芯振れがあるようです。
これはドリルチャックを日本製の精密ドリルチャックに交換すれば
解消できるでしょう。(ただし¥5000程しますが‥)
それからやはりトルクがありません。元々期待してませんでしたが。
しかし、そのままでは作業性が良くありませんし、
お蔵入りの可能性も出てきますので改造することにしました。
HDP-10Aは非常に高回転型です。
内蔵のスピコンで電気的に調節するのですが
最も低回転にしても3200rpmと早過ぎですし
その上トルクが全くありません。
ですのでまずはプーリーを追加して減速することにしました。
パーツ(プーリー・シャフト・ベアリング・カラー)を調達し、
フラットバーの切れ端を溶接してステーを作りました。
ステーの寸法は適当だったので
カバーに当たる分はカットしました。
チャックハンドルは磁石でひっつけています。
一応完成です。ずいぶんと扱いやすい回転数になりました。
ここからさらに回転を落とすには市販のスピコンを使用します。
サイリスタ電子帰還制御DCインバーター方式?だそうです。
日本特殊電子工業はググってもヒットしませんでしたが
アイウッドPS-1000がヒットしました。¥14800って、ほんま?
これは以前にコーナンで買ったのですが
そんな値段なら買ってないはずです‥
性能ですが、低回転でも高トルクを出せるとされていますが
期待しすぎてはいけません。
完成後、モーターをパワーの有るものに交換しようと思い
ネット上で探してみたところ、国内では
YDK YM61R(定格入力120W 1.25A 出力60W)が
ありましたが、もっとパワーの有るのがないかとebayを見ると
125~100V 50/60Hz 150W 1.5A 8000rpm 1/10hpの
モーターが出品されてました。
100Vで使用してもYDKよりはパワーがあるだろうし、
価格も即決で約¥4000なのでセカイモンで輸入しても
YDKとかわらないだろうと思い、落札しました。
その後、商品説明を繰り返し読んでいると、ん?
Motor runs counter clock wise.(反時計回り)
と書いてあるのに気付きました‥
さて、どうしましょうか‥