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Saab 96 レストア ホイールハウジング周り その3 [くるま]

フロントのホイールハウジング周りの続きをします。

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補強プレートのスポットをはがします。

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やはりサビサビ。
鉄板が少し綺麗な部分は過去に切り継ぎされているのですが
また穴が開いています。

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とりあえず磨いてみたのですが・・・

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切り取りました。

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スプリングブラケットのフランジがこんななので
本当はもっと上まで切り取りたかった・・・
非常に迷ったのですがここでやめておきました。

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もう、サスペンションが邪魔で仕方ないので取り外すことに。
スプリングコンプレッサーでぎゅぎゅ~!っと。

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スタビライザーのブッシュは一箇所、全くの別物が無理やり突っ込まれて・・・

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サスペンションが無くなってすっきり。
作業がしやすくなります・・・が!が!がっ!

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アッパーアームダンパーがぺしゃんこ!
これは50年モノでしょう。

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これがアッパーアームダンパーの本来の姿です。
ね? ひどいでしょ?

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気を取り直して作業をすすめましょう。
慎重に新しいパネルを作って固定。

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溶接していきます。

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ありゃりゃあ~。やっちまいました。
リブを作るの忘れてた!
反対側は補強プレートの端がまだ残っていたので気付きませんでした。
もう溶接したのに~。

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補強プレートを剥がし・・・

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雌型をクランプで固定してタガネでリブを作ります。

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クランプの位置を少しずつ変えながらリブを作っていきます。

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若干いびつになりましたが最大までリブを伸ばせました。

DSCN1593.JPG
この画像は以前に直したエンジンサポートが取り付く部分。
ここの仕上がりがイマイチなんです。気に入りません。
エンジンサポートとショックアブソーバーブラケットの
両方の力がかかる部分なのでやり直します。

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ショックアブソーバーブラケットごと切り取って・・・

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ショックアブソーバーブラケットのフランジもこのとおり。
思い切ってやり直してよかった。

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いったんここまで直したのですが、
これでもまだ強度に不安がありそうなので・・・

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範囲を広げてもう1回やり直しました。1.2tの鉄板を使用。
スプリングブラケットのフランジにも溶接できるまで範囲を広げ
リブやコーナーを大きく取り込むことで
1枚のパネルでもより強度が出せるのでは? と思ったからです。
また、ビードは出来る限り残します。

DSCN2066.JPG
ショックアブソーバーブラケットのフランジはぼろぼろになったのでカット。

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ふくらみの形が変わってしまうとボルトの角度も変わってしまうので
気をつけながらフランジを溶接しました。
立ち上がりの部分の鉄板がかなり薄くなっていて
突合せ溶接では大穴が開きそうなので
内側をサンドブラストしてから重ねての溶接です。
そのあと、内側にエスコを塗装。

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ホイールハウジング側もエスコを塗装してから溶接しました。

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エンジンルーム側から。

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ホイールハウジング上のラジエターフレームとラジエターメンバー。(助手席側)

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そのつなぎ目部分のフレーム側が腐り落ちていて
メンバー側は鉄板が薄くなって穴も開いています。

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運転席側はすでにバッテリーシェルフを取り払っています。
画像では分かりにくいですが
バッテリーシェルフのその下も鉄板が薄くなっています。

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ラジエターメンバー。前から撮影。
もう、作り直したほうが良いでしょう。

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ラジエターメンバーの溶接部(助手席側)。
二辺がきちんと溶接されていますね。

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運転席側は一辺しか溶接されていませんでした。
だから手で揺すると頼りなく感じたのですね。

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メンバーを作り直すには…
例の木材に木工ドリルと軸付砥石で直径30ミリほどの窪みを作り
メンバーの一辺がはまる溝を切ります。

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溝にメンバーの材料をはめ込み
ソケットを置いてドデカハンマーでどつきます。

DSCN2074.JPG

DSCN2075.JPG
ハンマーで少し整えました。
ここにラジエターを固定することになります。

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1ヶ所はうまく出来たのですが、もう1ヶ所はどつきすぎて少し切れました。
溶接して直し、超硬バーで整えました。

DSCN2092.JPG
作ったメンバーをスプリングブラケットに溶接。
バッテリーシェルフはまだ溶接しません。

ホイールハウジング周り その4につづく。


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かずや

はじめまして。
都内に住むかずやと申します。

以前記事に書かれていた、ダブルサイフォン式のガラスかアクリルでできてるのはどのように自作されたのでしょうか?
よろしくお願いします。
by かずや (2014-02-05 15:33) 

KI-bu-NO

>かずやさま
自作されるんですか?
透明なのは見た目も美しいですもんね。それに、水の動きが目に見えるので「なるほど~、よく考えてあるねぇ~」って感心してしまいます。
作り方ですが、皆さんがネットで公開されている方法が基本です。
パイプ内径より少し細いくらいのシリコンホースに塩をギュウギュウに詰めて両端を紐でくくります。食用油をシリコンホースに塗ってパイプに差し込んで加熱して曲げるわけです。
よくある方法はガスコンロで炙るとかガスバーナーで炙るとかですが、これはかなり難しいと思います(私には難しかった…)。ですので私はファンヒーターの設定温度を最高にして温風吹き出し口にパイプを近付けて曲げました。温度が低いぶん時間がかかりますが、焼け焦げたり気泡が入ったりするリスクは少ないはずです。
テンプラにする方法もありますが、面倒ですし形がいびつになったりする(温度調節が難しい)のでおすすめできません。
できあがったパイプを接着するのにはプラリペアのクリヤーを使いました。少々値は張りますが接着剤としてだけではなくパテのように盛ることが出来るので強度がでますし、盛っただけでは凸凹で色も白くなってしまうところでもヤスリがけしてコンパウンドで磨けばつるつるピカピカになって透明に近くなります。
と、まあ、こんな感じですが、一度でうまく出来ることは無いと思ったほうがいいですョ。私もたくさん失敗作を作りました。根気よく何度も挑戦してくださいね。そのうち「これだ!」というのが出来ると思います。
がんばってください!
by KI-bu-NO (2014-02-05 20:22) 

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by シンクビー 財布 (2014-06-18 01:28) 

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